5年間で交換してきた名刺はキャリアの財産。名刺管理とともに、Eightが伴走した初めての転職活動

2012年のサービス誕生から10年、Eightは、ビジネスパーソンのライフタイムに伴走するサービスとして歩み、現在はキャリアプロフィール 「Eight」として、「名刺管理に、転職に」とご活用頂いています。本連載では、Eightを通じてキャリアチェンジした方に匿名インタビューを実施。ビジネスパーソンの皆さまの、本音の転職ストーリーに迫ります。


――O様は、今回が初めてのご転職とお聞きしました。まずは、ご転職活動本当におつかれさまでした。そして、おめでとうございます!

ありがとうございます。2022年夏にEightのエージェントに相談し、秋に内定を獲得、年明けの1月より入社を予定しています。

――まだご入社前(2022年12月現在)ということで、今回はO様の1社目でのキャリアと、今回の転職活動体験を重点的にお訊きできればと思います。まず、これまでのキャリアについてお聞かせいただけますか。

現在社会人5年目で、新卒で入社した企業では当初、東京本社でパートナー企業と連携して事業をおこなうアライアンス事業部に配属となりました。ある程度経験を積んだ方が多い部署で、新卒から配属されることは初めての事例だったのですが、ありがたいことに先輩たちの指導のもと、営業やコンサルティング、展示会出展の準備・運営など、多くの経験を積ませていただきました。

4年目になったときに地元である大阪支社に異動になり、「アライアンス事業を大阪に広めていく」という役割のもと、大阪でも新しく新卒社員を迎え入れ、マネジメントにも関わるようになりました。

――凄く順風満帆なキャリアのように思えますが、転職を考えたきっかけはどういった点だったのでしょうか?

きっかけは、主に収入面での不満でした。ある程度社内の景色が見えるようになってきたときに、直上の先輩たちの待遇や社内の年功序列な雰囲気を見ていて、「この先なかなか年収が上げづらいのでは」というのが、働く上での懸念点でした。どうにか待遇面の改善をできないか、社内で働きかけて人事評価制度の改革などにはこぎつけたのですが、もう少し時間がかかりそうだな…と思っていた時に、偶然Eightで「エージェント相談サービス」を見つけて、試しに相談したところ、あれよあれよとその気になってしまって(笑)

――では、最初から転職意向が高く活動をされていたわけではないんですね。

はい、この年齢になると転職を考えている人間が周りに増えるのですが、みんな「とりあえず転職サイトに登録して求人を見る」という行動はするものの、そこから一歩踏み出して具体的に行動しだすことが少ないなと感じていました。僕はそんな周りを見ていたので、転職サイトには登録せず、本当に気軽に相談をさせていただいたんですよね。

――Eightはもともと名刺管理目的でご利用いただいてたのでしょうか?

新卒1年目のとき、最初の大仕事が展示会の出展でした。フロントに立ち大量の名刺交換をするなかで、「この名刺をデータで管理したほうが後のち自分のためになる気がする」と思い、自分で名刺管理アプリを探して、そのなかで一番使いやすいと感じたEightをずっと使っています。

――大変ありがたいお言葉をありがとうございます。先輩からおすすめされたわけではなく、1年目にして名刺の管理方法にまで気が回ること、素晴らしいですね。

反対に、先輩たちは何千枚という名刺をファイリング管理していたので、それを見ていて「ああなっては大変だな」と危機感を感じました(笑)Eightはタグ付け管理もできるので、展示会名、名刺交換の日程や詳細をメモしておけるのが、ユーザーとしては非常にありがたいです。

――転職、今回で言うとエージェントサービスとしてのEightでのご体験はいかがでしたでしょうか?

最初は、「これだけ企業や名刺の情報を持っているEightが転職サービスを始めるのは理に適っているな」と思いながら面談に向かいました。その中で、ビジネスでやられていることなので、おそらく営業をかけられるといいますか、求人応募を強く促されるのではと推測していたのですが、全くそんなことはなく、あくまで「良きキャリアの相談相手」のような立ち位置でざっくばらんに相談を聞いていただけたのが印象的でした。

僕は特に、まだ1社しか経験しておらず他の企業の内情など何も知らない状況だったので、「うちの会社のここはもしかしたらおかしいのではないか…」と薄々感じていたことを話して共感していただけたり、自分の市場価値を正確に測っていただけたりと、お話を通して非常に安心感を覚えました。

――様々な企業を見ている立場から、フラットな意見をもらえるというのがエージェントの良い点ですよね。

あとは、選考が進んでからも「この企業はこういう傾向があります」、「こういう準備をしましょう」というアドバイスを細かく頂いて、こんなサポートをしてもらえるなら、絶対エージェントを利用して転職したほうが良いな、と思いました。

――ちなみに、良かった点を挙げていただきましたが、「もっとこうだったら嬉しい」という点はなにかありますでしょうか。

僕が普段プライベートでは、PCではなくスマホでEightを利用する機会が多いこともあり、エージェントとの連絡方法がメールではなく、例えばチャット機能などがあれば、もっと僕自身のレスポンススピードが上がったかも…と思ってます。

――フィードバックありがとうございます!こちらはぜひアップデート検討をさせて頂きます。話は変わりまして、今回の転職活動において、O様の「転職軸・テーマ」は、どういった点に置いていましたか?

僕は前職に対して、先ほどお話した収入面以外は特に不満は無かったんですね。むしろ、自分に向いている仕事だと感じていたので、その経験を活かして同じ職種でさらにスキルを伸ばしたいという軸で探していました。仕事が凄くいやで転職という動機ではなかったので、腰を据えてゆっくりと転職活動ができたと思っています。

また、現職は結構古い体質でなかなか企業文化や制度を変えられない体験をしたので、その点では風通しの良い、良い意味で「今っぽい」雰囲気の企業が良いなと思っていました。あと、企業理念に共感できるかどうかをよく考えていました。

――企業理念は新卒就職時にも重視されたんですか?

はい。重視し共感して入社しましたし、仕事で立ち止まったときに理念をもとにして自分の行動を考える瞬間が何度かあったので、自分の行動指針として掲げられる企業理念があると良いなと思いながら企業を見ていましたね。

――今はまだご入社前なので、これからの期待という話になりますが、「入社してからこういうことがしたい」と思っていることはありますか?

企業の従業員規模が前職より大きくなったということもあり、ゆくゆくは自分のチームを持ってマネジメントしたいという気持ちがあります。「チームで動く」ことが好きなので、色んな方とコミュニケーションを取って、社内のビジネスコンテストのような企画にも挑戦したいです。とにかく色んな方と出会って仲良くしたいですね。

――すごく素敵です。関わることのできる方が増えるというのも、転職の醍醐味かもしれないですね。前職の同僚の方ともコミュニケーションは続いていますか?

それこそ、僕が転職することを公表してから、とてつもない数の転職相談を受けるようになりました(笑)やはり僕ぐらいの年齢で転職を考える人間が凄く多くて、同期からも後輩からも話を聞いています。ただ、話を聞いているとやっぱり次にしたい仕事や転職軸が決まっていない人が多いので、自分の経験も踏まえて「一度エージェントの方に相談してみると良いよ」と伝えています。

――ありがとうございます。よろしければ、ぜひ同僚の方にこの記事もシェアして頂けると嬉しいです。まとめの質問になりますが、仕事に限らず人生を通して、O様が今後叶えたい目標はありますか?

人生を通してですと…これは僕の両親などを見ていても思うのですが、充実した生活を実現したいと思っています。例えばリモートワークなどを活用して働きやすい環境を実現しながら、仕事と家庭の両立ができるような、夫婦で負担が偏らないような、そういうバランスの取れた仕事と生活を送れたらなと考えています。

――リモートワークの浸透でそういった働き方が実現しやすくなりましたね。最後に、Eightをご利用のユーザーに対して、サービスについておすすめポイントなどがあったらぜひコメント頂けると嬉しいです。

これは転職に限らないのですが、今まで、キャリアにおける約5年間で交換してきた名刺は本当に僕の財産だと思っています。それをEightで管理していることで、1年目に交換したような古い名刺も埃を被らずにそこに存在して、いつでも見返せて活用できて、本当にありがたいサービスだなと感じました。

今回、転職でお世話になったということを置いても、人にお薦めしたいサービスです。これまで何百人、何千人と名刺交換してきて、Eightを開いてその繋がりを見ていると、「自分ががんばってきたな」と実感できることがありがたいなと。

――今、お話を聞きながら感動してしまいました。Eightが掲げる「ビジネスパーソンのライフタイムに伴走する」を、少しでも体現できたのかなと嬉しいです。O様の今後のチャレンジにこれからもEightが伴走できますと幸いです!

企画・インタビュー・執筆:小田川 菜津子(Eight)

キャリアにエッジを立てる