エンジニアには「ワクワクする転職」をしてほしい――辿り着いた理想の職場環境と、心躍る挑戦の日々

2012年のサービス誕生から10年、Eightは、ビジネスパーソンのライフタイムに伴走するサービスとして歩み、現在はキャリアプロフィール 「Eight」として、「名刺管理に、転職に」とご活用頂いています。本連載では、Eightを通じてキャリアチェンジした方に匿名インタビューを実施。ビジネスパーソンの皆さまの、本音の転職ストーリーに迫ります。


【ご転職先】株式会社テクニカルエージェント

創業時からモノづくりに関わる技術・開発支援を東海地方のお客様中心に展開してきた当社。
2021年から新たに活動拠点を東京にも拡大し、クラウド関連の設計・構築などのSI事業、さらにはオンライン上での教育コンテンツ「とらくら」の提供を開始するなど新規分野へも積極的に挑戦し、着実に成長を続けております。

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――まず、H様のこれまでのご経歴、キャリアプロフィールをお聞きできますか?

ちょっとお待ちくださいね。「Eight」というアプリがあるのでそれで確かめないと…。

――(笑)CMのような流れでびっくりしてしまいました。ありがとうございます!

ふふふ。現在の企業で5社目になります。職種はずっとエンジニアで、ユーザー系IT企業のSE、大規模ソフト導入をおこなう企業のPL、公益法人の社内SE、小売業の社内SEのマネージャー職と、キャリアを積んできました。新卒就職の際に「最終的には開発現場を知っているコンサルタントになりたい」と思ったんですね。それに向かって、開発からスタートし、社内SE、その中でもマネジメント側へと進んできました。

――すごく順調に、かつ意志を持って着実にキャリアを積まれてきたのですね。そんな中で、今回の4度目、5社目の転職を考えたきっかけはなんだったのでしょうか?

僕、これまでのキャリアでずっと馬車馬のように働いてきたんですね。4社目でも同様で、何でも屋さんとして、社内SE関連の業務はなんでもやってきたつもりです。その中で一つ新しくやりたいことが出てきたんです。「まだキャリアに先があった。自分のアイデアを事業化したい」と。今まではシステムやインフラなどのモノを作ってきましたが、事業を作りたいなと思うようになったんです。

そんなふうに思いながらも、日々忙しく働いている中で叶わない願いだろうなと思っていました。そんな時、Eightから一件のメッセージが届いたんです。社長から直々に「カジュアル面談をしませんか?」というお誘いでした。

――なるほど! では、メッセージのタイミングも丁度良かったんですね。

そうですね。タイミングも良かったし、「カジュアル面談?なにそれ?」という感じで興味をそそられました。忙しかったのもあり、23時以降しか対応できないと伝えたところ、即座に「喜んで」と。興味本位でまずは話を聞こうと面談に参加したら、社長が面白すぎたんですよね。

――具体的に、どのようなエピソードがあったのでしょうか?

まずはオンラインで話をして、すぐに「一回飲もう!」と誘われました。その時点では、転職をする気はないと伝えていたんです。それでも「Hさんと話すと面白いから良いよ!とりあえず行こう」と。それで、実際に会って一緒に食事をしながら「実は自分のアイデアを事業化したいと思っています」と話してみたんですね。そうしたらすぐに、「良いですね、それ!うちでやりましょう!」と返ってきました。

――すべてポジティブに返してくださいますね。

「うちはボトムアップの会社だから、社員が言ったことを汲み上げて事業を作っているんだ」と社長が言ってまして、最初は疑っていたんですよ。理想論を語っているだけで、実際の業務では忙殺されるんだろうなと。そう思って聞いていたのに、その場に同席していた別のマネージャーと一緒に、いきなり僕の夢を実現するための環境について議論しだしたんです。まだ、入社するなんてひと言も言っていないんですよ(笑)

ただ、あまりに真剣に話してくれるから、少なくとも新規事業に挑戦させてくれる会社ではあるのかもと思いました。そして、最後に追い打ちのように言われた社長の言葉が心に残りました。「成功するまでやりきれば、全て成功なんだ。できるまで一緒にやりましょう!」と。そこまで言われたら、さすがに翌日から頭のなかに選択肢がチラつくようになっちゃいました。

――心を掴まれたんですね。そこからも、H様へのアプローチは続きましたか?

もう一度食事に行く機会があり、その時に色々ワガママを言ってみました。給与条件や交通手段、働き方は時間に捕らわれないほうが良いなど、かなり自由に要望を伝えたつもりだったんですが、全てに「OK!」と返されたんです。そうなると、こちらも「良いの?」と驚きますよね。ただ、フタを開けてみると、僕が伝えた要望はすべて既に会社の福利厚生制度として整えられていたんです。思い返すと、面談時もずっと「従業員が幸せじゃないと、お客さんも社会も幸せにならない」と繰り返し言われていたのですが、それを本当に実現しようとしている会社なんだなと、そこで腹落ちしたんです。端的に言うと、やられちゃいましたね。

――ここまで熱く真摯なアプローチを受けたら、やられてしまいますよね。

「そこまで言われたら、行きます」と伝えました。前職もすぐに辞められるような状況ではなかったので、そこは調整していただきつつ、2022年の夏に入社しました。

――入社されてからもう4ヵ月ほど経ちますが(2022年12月現在)、現職の満足度は何点でしょうか?

本当に100点ですね。前職までずっと忙しく働いていたこともあり、会社に対して100点だと感じることなんて一生ないと思っていました。点数を付けるのは難しいことだけど、技術畑の人間はとにかくやりがい重視なので、たとえば1日1時間労働だとしても、どれだけ給与が良くても、「やりたくないことはやりたくない」と考える人間が多いです。その上で、前職まではなにかしらか減点を感じるポイントがあったように思いますが、現職では本当に気持ち良く、やりたいことができて、良い労働環境で働けています。

――ここまでのお話でも十分に伝わっていますが、今改めて考える会社の良いところはどんな点だと思いますか?

先ほど、ポジティブという話もありましたが、社長の口癖が「良いですね、やりましょう!」なんです。自分に対してもそうですが、社員のやりたいことは本気でバックアップしようとしてくれる。自分の例で言うと、最近は「Instagramの運営をしたい」と社長に直談判して、今実際に始まったところです。(Instagram) 僕が4コマ漫画を描いて、社内にいる得意な人間がデータ加工を担当してくれて、そんな風に会社全体で協力し合ってやりたいことを後押しする雰囲気がありますね。

【H様画像提供】ポジティブな社内の雰囲気がよく分かる1枚

福利厚生で言うと、「ワイガヤ会」という月に1度社員を集めて食事する交流制度が特に気に入ってます。普段はSEとして各企業に散らばっているメンバーも多いので、その時間に意見交換できるのが楽しいですね。技術畑の人間はとにかく新しい知識に対してワクワクするので、こういった機会にそのツボを刺激できると良いなとマネジメント側としては思っています。

――社長が大事にされていることが、社内全体に浸透しているのがよく分かります。ここからは、Eightについてお聞きしたいのですが、Eightはいつからご利用頂いていますか?

いつからか覚えていないぐらい前から利用しています。名刺登録数は500枚ほどなので、エンジニアとしてはおそらく多いですよね。完全に名刺管理アプリとして利用していたのですが、今回のスカウトメッセージを頂いて、転職サービスも始めたのだなと知りました。

――Eightの使い勝手はいかがでしょうか?名刺管理アプリとしても、転職サービスとしても、忌憚なくご意見お聞かせください。

転職文脈で言うと、企業とのやりとりをメールではなくチャットなどで出来るとより返信がクイックにできるのでありがたいなと思いました。サービス全体に関して、エンジニアとして意見を言うと、「名刺を写真に撮ってデータ化してくれるサービスって凄いな」と改めて思いますね。プログラムの仕組みを作り込むだけでなく、人間の仕組みも作る必要がある。実現しようと思ってもなかなか出来ることじゃないよ、とユーザーの方々に言いたいです。

――実際のエンジニアの方ならではのお言葉、非常にありがたいです。まとめになりますが、H様のキャリアをモチベートしてくれるものはなんでしょうか?

いまや遊ぶように仕事をしてしまっているので、仕事自体がモチベーションの源泉ですね。入社するきっかけとなった新事業に関しても、現在愛知県内の様々な団体と交渉し、形にしようとしています。まだ詳しくは言えないものの、社会インフラを作りたいと思ってるんです。それこそ、EightやSansanもそうだと感じますが、無くなったときにようやくその有難みが分かるぐらいに当たり前の存在にしたいなと日々尽力しています。

また、今は在宅でリモートワークができる環境ですが、子どもが過ごしている様子を眺めながら働いていると、それだけで幸せを感じて頑張れます。馬車馬時代には気づけていなかったですね。転職して良かったなと思います。

――最後に、この記事を読んでいる方に向けてメッセージをいただけますでしょうか。

多分、Eightを通じて沢山の転職オファーを受け取る方もいると思いますが、自分の軸をぶらさないで下さいね、と思います。実際、僕は強烈なパワーでぶらされたのですが(笑)、ただ、生き方や人生を曲げるような転職はしてほしくないなと思っています。エンジニアは特に、現在の市況だと高額な年収提示を受けることも少なくないと思います。ただ、そういった条件面で転職するのではなく、自分が本当にやりたいことやこだわり、そしてなによりエンジニアのモチベーションの源泉である「ワクワク感」を大事にしてほしいです。これは僕がエンジニアとしてこれまで働いてきて、本当に伝えたいメッセージですね。伝わると良いな、と思います。

――最後まで、本当に楽しいお話をありがとうございました。H様の作り上げるサービスを心から楽しみにしております。このような出会いがEightで生まれたことを本当に嬉しく思います。

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企画・インタビュー・執筆:小田川 菜津子(Eight)

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