たまたま目についた1件のスカウト。3度目の転職、Eightでの偶然の出会いから生まれた憧れの企業への転職ストーリー

2012年のサービス誕生から10年、Eightは、ビジネスパーソンのライフタイムに伴走するサービスとして歩み、現在はキャリアプロフィール 「Eight」として、「名刺管理に、転職に」とご活用頂いています。本連載では、Eightを通じてキャリアチェンジした方に匿名インタビューを実施。ビジネスパーソンの皆さまの、本音の転職ストーリーに迫ります。


――まず、H様のこれまでのご経歴、キャリアプロフィールをお教え頂けますでしょうか。

現在社会人15年目になりまして、現職が4社目になります。1社目は、新卒でセールスプロモーションの会社に入社しました。元々大学生の頃から家電量販店に行くのが好きで、当時は特にガラケーの時代だったので、毎シーズン新商品が出るのを見るのが楽しくて、「人を介して家電を販売する」仕事に興味があったのがきっかけです。

大学は関西でしたが、社会人になって初めて東京で一人暮らしを始めて、当時は週末に群馬や栃木の家電量販店に行って現地で販売スタッフの管理をする、という生活をしていました。週末が仕事だったので、一緒に関東圏に就職したような友人とも会えず、社会人のスタートは心細かったですね。

――一人暮らしと社会人の同時スタートは、かなり精神が鍛えられそうですね。

そうなんです。仕事自体も、覚えなければいけない家電の知識や業務内容が多々あり、毎日遅くまで仕事をしていた、というのが一社目の記憶として強く残っていますね。ただ、ここで鍛えられたからこそ、それ以降それまで仕事で辛いと思うことは無くなりましたね。良い思い出です(笑)

――なるほど、良いスタートでしたね。

その後、1年半ほどその部署で働いて、2年目の途中から内勤の部署になりました。エンジニアを現地に派遣する仕事で、お客様から頂くオーダーに対して、限りある人的リソースを駆使してどのように案件を回すか、日々頭を悩ませながら司令塔のような動きをしていました。お客様折衝・交渉術もここで凄く身につきましたね。

――そこから、一度目の転職をするに至った経緯はなぜでしょうか?

内勤で事務作業をしているのが、自分の本来の性格には合っていないんじゃないか?と感じたからです。将来も見据えて、お客様と直接やりとりがあるような仕事に就きたいなと思うようになりました。そこでたまたまご縁の合った求人が、同じく人材派遣の会社で、業務内容も近しく、かつ1社目より規模が大きくなり、大きな案件にも携われるようになりました。

――では、1社目の経験を生かしつつ、希望が叶ったような転職だったのですね。

そうですね、関わる業務の幅が広くなり、営業に戻ってお客様との対面業務ができるようになり、環境面でも前職より良くなったと、当初は感じていました。

――なんだか雲行きが怪しくなってきましたか…?

そうなんです(笑)担当していたメーカー様・商品がプリンターだったのもあり、当時は年賀状特需で、年末にかけて業務が忙しくなるんですね。10月頃から繁忙期になり、月に一度休めるか休めないかの状況で、かつマネジメントもやるようになりまして。年齢を重ねるにつれて、いよいよ多忙さとプライベートのバランスを考えて、2度目の転職を考えるようになりました。

――やはり年齢が上がるにつれて、仕事の向き合い方、働き方も変わってきますよね。

はい、それで2016年に今の前職に当たる会社に辿り着きました。家電量販店のPOSデータの集計・配信をするサービスを提供しており、自分のこれまでの経験を生かしつつ、これまでとは違う側面で「家電」という好きなものに向き合えると思ったからです。POSデータの集計・分析をおこなう部署に配属され、その延長でいずれアナリストを目指そうかな、なんて想いもあったのですが、業務の改善提案を繰り返すうちに、また「営業をやってくれ」という話になり、営業職に戻りました。

――インタビューをさせて頂いてても、本当にお話するのがお上手なので、内勤を任せるのは企業側としては勿体ないと感じますよね、きっと。

営業になってからは数年かけて、メディア、新聞広告など、自社で販売している商品の全ての営業を任せられるようになり、社内での信頼も勝ち取れたと思っています。ただ、自社でやれることは全てやりきったなという気持ちも徐々に湧き上がるようになりました。そのタイミングで、偶然Eightで現職の求人を見つけたんです。

――もともとEightは、頻繁にお使い頂いていたのでしょうか?

もともと名刺管理目的で利用していました。ある時、ふとEightの中で「転職意向度」の設定ができることに気づき、思いつきで設定をしてみました。そうしたら、Eight転職エージェントから「こんな求人がありますよ」と、現職求人のスカウトを頂いたんですね。前職から転職した人が数人いた企業で、自分の中にも憧れがあったので、受けてみても良いなと思い、そのまま応募をさせて頂きました。上手くサポート頂き、とんとん拍子に進んだ感じですね。

――では、もともと強く「転職しよう!」と思っていたわけではなく、本当にタイミングも志望度合いも丁度よくハマって…という流れだったんですね。

本当にそうですね!現職は、昔から好きで見ていたメディアでもあり、自分の中で「家電」や「営業」といった軸を見つけながらキャリアを築いてきて、ひとつ目指していたものに到達できたような感覚があります。

――この連載の中で、皆さまに「現職の満足度」をお訊きしているのですが、現状100点満点中、何点でしょうか?

今のところは、本当に100点ですね。大満足しています。

――素晴らしいですね!特に満足度の高いポイントと言いますか、業務内容に限らず、企業内の制度や文化などで特に気に入っている部分などあればお教えください。

上場企業なので福利厚生がしっかりしているのは有難いです。また、年収や条件でも、エージェントの方が交渉を頑張ってくださったおかげで、そういう部分でも満足しています。自分でイチから応募していたら内定を頂けていなかったんじゃないかなと思うほどに、本当に手厚くサポート頂きました。

転職後の満足ポイントは、「学生時代からの興味関心分野を追いかけながら、昔から憧れていたメディアで働けている」「規模の大きい案件を任され仕事の充実感が増した」「福利厚生が手厚く、年収アップも実現、条件面でも非常に満足度が高い」と、3点を挙げて頂きました。

――では、「転職サービス」という点でEightの良かった点、あるいは改善点などはありましたか?

とにかくエージェントのサポートが良かったです。本当に。ここまでサポートしてくれるんだ!と驚きました。職務経歴書なども、作成サポートレベルではなく、「こう変えましょう」と導いてくれるというか。最初のエージェント面談相談もボタン一つで出来る手軽さが良かったです。改善点については、正直なところ転職サービスとしてそこまで使い込んでおらず、パッと目についた求人にそのまま応募させて頂いて今に至る…という感じなので、特に思いつかないです。

――ちなみに、Eightに転職機能があり、Eight上で求人をご紹介しているということも、本当にたまたま目についてお知りになったのでしょうか?

そうです、本当につらつらとEightのフィードを眺めているときに目に飛び込んできましたね。

――では、本当に偶然の出会いですね。そんな出会いをEightが結ぶことができて嬉しいです。

タイミングも本当に良かったです。

――少し話は変わりますが、H様ご自身の職業観や「仕事で大事にしていること」は、キャリアを重ねる中で変化などありましたでしょうか?

昔はあまりなかったんですが、今は「偉くなりたい、結果を残したい」と思うようになりました。前職で、30代半ばでチームを任されるようになってから、その気持ちが徐々に芽生えてきましたね。20代の頃はいかに目の前の仕事を片づけてその日を無事に終えるか…という感じだったのが、段々仕事自体も楽しくなり、力の抜きどころも分かり余裕がでてきて、周囲への愛情が芽生えてきたのだと思います。

――H様がマネージャーとして居てくださったら、チームの雰囲気が凄く良いんだろうなというのが想像できます。

実は僕はお酒がまったく飲めず、飲み会を頻繁に開催するようなコミュニケーションではないんですが、雑談の時間をよく設けるようにしています。「いま何ハマってるの?」と話しかけたり。あとは、eスポーツの部活を立ち上げて、その部長に就任しています。

――名刺に「eスポーツ部 部長」と書かれているとお聞きしました。

そうなんです。商談時に「部長さんなんですか?」という会話が発生して、アイスブレイク的によく話題にしています。その延長で、他企業の方も含めて30~40人で交流対戦をしたり、ゴルフやフットサルに匹敵する現代の交流手法として良いなと思っています。

――そういった交流企画も含めて、いまはお忙しくされていますか?

実は入社してすぐ、男性の先輩が長期の育児休暇期間に突入しまして。その方が担当していた大手クライアントをメインで担当するようになったので、その点で当初はてんやわんやでした。今は出来ることからコツコツと…を心掛けていますね。

――素晴らしいですね。キャリアを含めて人生において今後叶えたい目標ややりたいことはありますか?

これまでキャリアの大部分を営業畑で生きてきましたが、周りを見ていると「売る力」はまだまだ成長できると思っているので、まずはそこをグンと伸ばしたいです。その上で、ゆくゆくはチーム、部門、統括と、どんどんマネジメント領域を広げていきたいですね。でも、まずは「色んな人に自分を覚えてもらいたい」という気持ちが強いです。それで社内外問わず「相談をしてもらえる人」になれたらいいなと思っています。

――最後に、Eightユーザーの方に転職サービスとしてのEightはおすすめできるでしょうか?

おすすめできます。先ほどもお話した通り、機能面がどうというポイントは自分からはそこまで伝えられないのですが、本当に人が良いなと思いました。僕もこれまで他のエージェント様と面談だけはしたことはあったのですが、あまりピンとこず、ここまで親身になってくれるところはなかなか無いんじゃないかなと思いました。あと、Eightでぽんとボタンを押すだけで相談できたので、気軽さも良かったですね。エージェントのサポート体制は、本当に至れり尽くせりでしたね。「これを準備しておいて」と言われていたものがそのまま面接で聞かれたり。

――受験のときの予備校の先生みたいですね。

そうです、「あ、これ事前にやったところだ!」と何度か思いました(笑)

――本日H様のお話を聞いていて、エネルギッシュで温かくて、「こんな方が社内に居て下さったらすぐに相談に行ってしまうな」と心から思いました。ご満足いただけるご転職をEightがお繋ぎできて良かったです。

企画・インタビュー・執筆:小田川 菜津子(Eight)

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