「失敗するならできるだけ早く」──挑戦を恐れないカルチャーで成長を続けるスリーシェイクは、ニーズの高まるSRE支援に深く切り込む

2015年に創業し、インフラレイヤーの技術力を強みにSRE支援事業、データ統合プラットフォーム事業、セキュリティプラットフォーム事業を展開するテクノロジーカンパニー・株式会社スリーシェイク(以下、スリーシェイク)。事業の幅を広げ、組織を拡大しながら確かな成長を続けてきた同社は、次なる成長への局面を迎えている。 同社の事業は世の中にどのように必要とされ、これからどのような展望を描くのか。エンジニアとして同社の事業の核であるSreake事業部を率いる同事業部部長の手塚卓也、セールスとしてクライアント開拓をリードするビジネス本部セールスリードの渡邉裕の両名に、開発とセールスの両軸から、同社で働く魅力も含めて話を聞いた。


まだ何もない状態で描かれた大きなビジョンが、胸に響いた

――手塚さんはエンジニア、渡邉さんは営業として入社されています。それぞれの視点から、スリーシェイクにどのような可能性を感じたのかお聞かせください。

手塚卓也(以下、手塚):私が入社したのは、従業員が5~6人しかおらず、会社とも呼べないような時期でした。いわゆる第二新卒の枠で転職活動していたのですが、その際に創業者でCEOの吉田拓真から他の求人媒体を通してスカウトメールをもらい、面接を受けました。

そのときに、まだ会社としてほとんど実績がない状態なのに、びっくりするくらい大きな夢を真剣に語る吉田の姿に圧倒され、スリーシェイクに魅力を感じました。すでに大手のコンサルティング会社などから内定をもらっていましたが、その熱量に惹きつけられる形でスリーシェイクへの入社を決めたんです。

手塚卓也
株式会社スリーシェイク Sreake事業部 部長。2016年4月に新卒でITベンチャー企業にインフラエンジニアとして入社。自治体やデータベースマーケティング会社でのインフラ設計/構築/運用を主に経験し、2018年10月に株式会社スリーシェイクに参画。入社後はAWSやGoogle Cloudでの、クラウドアーキテクトや構築、Kubernetes/Istioでのコンテナ運用などを担当。

渡邉裕(以下、渡邉):私は営業の一番手として入社しました。手塚と同じで、私も大手企業を含め4~5社からすでに内定をいただいていたのですが、そのときに仲良くしていた転職エージェントから「面白い会社がある」と聞かされて。顔を立てる意味で会ってみようという軽い気持ちだったのですが、同い年の吉田が語る夢や野望に感銘を受けてしまったんです。

吉田は東大院卒のエンジニア。会う前は一方的に「お堅いイメージ」を抱いていたのですが、実際は全く違ったんです。この人のところで働きたいと強く思い、入社を決めました。そのとき会ったのが吉田でなければ、入社していなかったと思います。

――おふたりとも、創業者である吉田さんのビジョンや人柄に惹かれて入社されたのですね。現在は、社内でどのような役割を担っているのでしょうか。

手塚:私は企業のSRE支援を行うSreake事業部の部長として、約30人のメンバーとともに事業を成長させることをミッションとしています。Sreake事業部は社内で最も歴史が古いことに加え、売上規模も一番大きく、会社の核となっている事業です。この事業を日本でシェア1位にしたいという気持ちを持っています。

渡邉:セールスリードとして私が担うミッションは大きく2つあり、1つは組織を立ち上げたときに設定した営業目標を達成すること。もう1つは新しいクライアントを開拓して売上をつくることです。我々は創業当初から1社の大手クライアントにお引き立ていただき、その中で売上を拡張してきました。ただ、それ以外のクライアントはあまり開拓できていなかったため、新規クライアントの売上を拡張することで、会社の売上基盤を変化させていきたいと考えています。

――売上基盤を変化させていく中で、現在のスリーシェイクはどのようなフェーズにあるのでしょうか。

手塚:スリーシェイクという企業を客観的に見ると、現在のフェーズは「知る人ぞ知る」という段階だと思っています。それをこれからの2~3年で、業界の人であれば誰でも知っているという形に変えていく。今はその経過にあると考えています。

2021年に入ってから情報発信の数を増やしていることもあり、面接をしていても当社のことをまったく知らなかった人が大半だった1年前から、最近はSREをやっている会社だと知った状態で面接に臨まれる方が増えていることを感じていますね。

渡邉:引き合いは非常に増えており、クライアントの開拓は順調です。成長スピードが加速している一方で、急務になっているのがニーズに対応しきれる組織体制を構築すること。当社はサービス数が多いため、それぞれサービスにメンバーをアサインしていこうとすると人員が足りない。どうしてもメンバーみんながマルチに対応しなければならないというのが現状で、体制面を変えていくフェーズにあると言えます。

渡邉 裕
株式会社スリーシェイク ビジネス本部 セールスリード。光通信グループにて新規開拓の営業を経て、東日本営業部副統括を歴任。その後、toBeマーケティング株式会社に入社し、マネージャーとしてSalesforce/MAのコンサル支援を推進。2019年10月より株式会社スリーシェイクに参画。営業組織の立ち上げ、販売戦略/立案も兼任し、売上拡大に尽力。

開発とセールスの密な連携が強み。高い水準の受注率を誇る

――スリーシェイクの提供しているサービスについて、詳しくお聞かせください。

手塚:Sreake事業では、Googleが提唱する運用のベストプラクティスであるSRE(Site Reliability Engineering)の技術支援と、セキュリティ領域における脆弱性診断の2つを主に提供しています。脆弱性診断は、たとえばウェブやスマホのアプリケーションで不正を許す隙がないかといったことを診断するもので、ウェブの運用とセキュリティの支援をワンセットで提供していることがこの事業の特徴です。

Sreakeは、金融・医療・動画配信・AI・ゲームなど、技術力が求められる領域で豊富な経験を持つSREの専門家チーム。戦略策定から設計・構築・運用、SaaS提供まで、幅広い領域をサポートする。

そのほかに、データ連携プラットフォームの「Reckoner」があります。SREの実行にあたり、最終的にはデータを使って運用状況を可視化、分析していくことがとても大切です。Reckonerは、それを支えるハブのようなサービスという位置づけ。当社が提供しているサービスの全体像は、SREを中心に全体がつながっているイメージです。

渡邉:Reckonerの連携はプログラミングが不要で、非エンジニアでも簡単につなげられるところも魅力だと思います。

――スリーシェイクが提供するサービスは、これからどのように求められていくと考えていますか。

手塚:SRE支援やセキュリティに関しては、世の中のトレンドになっていくもの。必要性に駆られ、求められていくと考えています。

先ほど述べた通りGoogleが提唱するSREは、サービス運用における組織や職務の1つといったイメージで語られています。しかし、そもそもいかに障害を起こさないかというシステムの信頼性や、世の中にサービスをどれだけ早く届けるかというリリースサイクルを担保するサービス運用を追求した結果、SREはできあがったものなのです。つまり必要性に駆られてできたということです。また、昨今の世の中ではビジネスの変革スピードが速く、それと同時にシステムの信頼性も落とせない状況ができあがっています。そのため、より一層、SREが世の中に刺さっているのだという気がしています。

渡邉:そうですね。Reckonerもほぼ同様で、昨今はエンジニアの採用が難しくなっているため、いかに簡単にインフラやDXの基盤を構築していくかが求められています。その中で私たちは、DXの基盤になるべき材料をすべて揃えていることがポイントになっていくと思っています。

Reckonerはクラウドネイティブなデータ連携プラットフォーム(Data Integration Platform as a Service)。ノーコードでデータの転送や加工処理を簡単に実現し、あらゆるビジネスニーズに対応したデータ基盤が構築が可能。

ツールを売ってしまえばそれで終わり、と考えることもできます。しかし我々はツールを販売したあとも、もし基盤ができていないのであればSREの支援をすることができる。このように、お客様のビジネス体験を成功に導くような土台をマルチに築けることを訴求していきたいですね。

――サービスを提供していくうえで、開発とセールスはどのように連携を取られているのでしょうか。

渡邉:エンジニアとの連携はすごく大事なポイントで、私が転職するときに一番気にした点が、実はそこでした。というのも複雑な案件や手間のかかる案件を持っていくと、どうしても嫌がられることがあるからです。しかし、スリーシェイクに入ってまずうれしかったのは、エンジニアが後ろ向きな反応をしないこと。だから、とにかく相談がしやすいんです。

今年からいろいろなクライアントを開拓していますが、手塚にはプリセールスも一緒にやってもらっています。その中で、どの案件をどう取るべきなのかという判断がお互いにできるようになり、営業で完結できるところが広がりました。また、それ以外のところは手塚もしくはSREメンバーが入って精査するという線引きが明確になっています。

こんなにしっかりとした関係値が築かれている会社は正直ほかにないと思うので、当社特有の強みだと感じていますし、その結果、高水準の受注率を保っています。

手塚:SRE支援でクレームが来たことはほとんどないですね。それだけ自分たちの仕事に自信があるから、営業に協力的でいられるということが背景にあるのだと思います。

渡邉:私の経験からすると、これは本当にすごいことです。この会社に入ってプロジェクトを始めてからクレームを受けたことがないし、基本的に継続していただいています。お客様側に単価を提示するときも「その単価でいいからやって」という感じになるのも弊社ならではだと思います。

採用基準の7割は人柄。素直で、お客様に対して真っ直ぐであってほしい

――では、逆に現時点で課題だと感じていることはありますか。

渡邉:セールスは私、エンジニアリングは手塚、という形で我々に依存しがちなところは、これから案件が増えていくにあたって改善しなければならない点だと考えています。私や手塚に頼っている部分を分散させるスキームづくりや、そこを担えるメンバーの育成や増員が直近の課題ですね。

セールス側は、とにかく今いるメンバーを育てようとは思っていますが、事業の数が多くて全体のキャッチアップが大変なので、そこに着手しきれていないというのが現状です。

手塚:Sreake事業部もほぼ同じで、下から育ってもらいたいと思いつつ、すぐにうまくはいかないというのが現状です。特に僕はエンジニアというよりも、コンサルやプリセールスの動きをすることが多いので、エンジニアとして実力を伸ばしていきたいと考えているメンバーには、僕のようなキャリアはロールモデルになりづらいんです。

――そうなると、新しく採用するメンバーへの期待は自ずと大きくなりそうですね。特にどういったスキルやマインドであれば活躍できそうでしょうか。

渡邉:セールスの場合は、自走できる人ですね。自走できるというのは、当事者意識を持ちながら、失敗を恐れずに自らあれこれ挑戦していける人。あるメンバーは、入社して間もないころから、あれやりたい、これやりたいと挑戦してPDCAを回していき、結果的に彼女を中心に組織が動くといったことが起きています。自走できる人というのは、周囲を巻き込みながら物事を導いていけるのだと思います。それから、情報を積極的にキャッチアップして、仕事を前向きに進めていけることも大切です。

手塚:エンジニアは、もちろんスキルも見ますが、決してそこばかりに注目しているわけではありません。7割は人柄を大事にしていて、当社にカルチャーフィットするかどうかを見ています。Sreake事業部には創業期の文化がいい意味で残っています。素直である、お客さんに対して真っ直ぐである——こうしたマインドを持つ仲間によって、チームが続いているんです。そこに合う方がいればと思っています。

目下の課題は、創業期から現在までを引っ張ってきたメンバーへの依存からの脱却。急成長を遂げたスリーシェイクだからこそ、新しいメンバーに求めるのは、スキル偏重ではなく、ともにカルチャーをつくる人柄を重視している。

――これまで集まってきたメンバーは、スリーシェイクに何を求めて入社されたのでしょうか。

手塚:Sreake事業部のメンバーは、技術者としてより成長したいという思いで入社した人が多いですね。当社は、一つのサービスではなく複数のサービスを扱っているという点で、例えるなら事業会社の法務部ではなく弁護士事務所のようなもの。つまり、いろいろな案件に携わることができるので、技術者として幅広い経験ができるんです。

渡邉:セールスは、やはり自走できることと前向きに仕事に取り組めることを大事にしているので、それを楽しめるメンバーが入社している感じですね。

SREの市場、そしてセキュリティやReckonerの市場は、その大きさが見て取れる市場。この先5年、10年、15年経ってもなくならないし、むしろ拡張していくことでしょう。それは、働くメリットとしても大きいですし、ここで培うノウハウは確実に、次のキャリアに生きると考えています。

失敗が許される環境で恐れず挑戦する文化を守り続けたい

――事業の中核を担ってきた、おふたりが思うスリーシェイク「らしさ」とは何でしょうか。

手塚:やはり吉田の存在は大きいと思います。彼を一言で表すと「会社の言葉」というイメージですね。

渡邉:吉田はとにかく「早く失敗しろ」と言うんです。そうじゃなければ、次に行けないと考えているんですよね。だから失敗しても怒られないし、失敗を恐れることはないというのが、スリーシェイクらしいカルチャーの一つです。失敗は誰しも好んでしたくはないし、できれば隠したいものだと思いますが、スリーシェイクの面々は結構さらっと「失敗しました」と言うんです(笑)。だから、そこから次の対策を練ることができる。

このカルチャーを維持するのは組織が大きくなればなるほど難しくなるのかもしれませんが、私自身がこの考えにすごく救われたので、これから先もカルチャーとして大切にしていけたらと思っています。

手塚:それから、日々仕事をしていく中で問題はたくさん起きますが、どんな問題に対しても逃げずに向き合って、全員で原因を突き止めて解決しようという姿勢もスリーシェイクらしさだと思います。これも、ずっと大切にしていきたい文化です。

「失敗が許されるカルチャーに救われた」。企業の拡大と共に維持し続けることが難しいことであるとしながらも、この「らしさ」を大切にしていきたいと渡邉は語る。

――最後に、スリーシェイクで働く軸として大切にしていることをそれぞれお聞かせください。

手塚:入社1~2年目は、いかに自分が成長できるかということにフォーカスしてやっていましたが、最近はそれよりも、スリーシェイクの事業をいかにつくって育てていくかに面白みを感じています。今はスリーシェイクを知っている人が増えてきていることに、やりがいを感じていますね。

渡邉:私はスリーシェイクで働いて後悔したことがほぼないんです。それどころか、入社当初に思い描いていたイメージよりも、より一層充実していると感じています。自社の売上をあげていくだけではなく、その先にあるお客様の事業の成功のために支援をしていくというミッションには面白さがありますし、これを新しく入ってきたメンバーにもどんどん浸透させて伝承させていきたい。私個人としても、スキルや経験を深め、このカルチャーを浸透させるという使命を果たしていきたいです。

  • TEXT BY 三ツ井香菜
  • PHOTOS BY 吉田和生
  • EDIT BY 山本莉会(プレスラボ)

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